終焉
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小助の物語はここで終了です。
みなさん、沢山ご迷惑等おかけしましたが、本当にお相手ありがとうございました。
自分の作り上げた子で、こうやって人と関わる上で人生が変わり死を迎えたキャラって言うのが今回初めてで、沢山思うことはあるんですけども、何よりも小助にお疲れ様、と言いたい気持ちでいっぱいです。
※※※※
私の身勝手さで周りにたくさんの迷惑をかけた上で、この終わりで本当に良かったのか、私にもわかりません。
ただ、小助はどう足掻いても生き延びることはなかった。これだけは断言できるものでした。
※※※※
ちょっとだけ、彼について語っていこうと思いますがもうどこにも明かされることの無いものですので、特に読む必要性はないです。
※※※※
小助はちらちら掲示板でも出ていたと思うんですが両親に勘当、絶縁されています。
典型的な根暗気質だったのもあるんですが、無自覚ながらも、少しだけ頭がぶっ飛んでました。
そんな小助をコントロールしていたのが兄の大助になります。
これもまたちらちらと表に出ていたとは思うのですが大助は決していい兄ではありませんでした。
大助が初めに小助に教えたのは嫌なことやいらいらすることがあったら、「人形」にそれをぶつけることでした。
鋏や手でズタズタにされていく人形を見て両親はぞっとした、それが全てのきっかけとなっています。
ですので小助が大助が死んだときに行った復讐も全てあの世の彼が知ったら至極喜んでいたでしょう。
そんな兄の元10年以上育てられた小助には「常識」というものがわからなくなっていました。
そのため、大助が死んだと同時に彼は認識がおかしくなったのです。それが「認識障害」でした。
兄から学んでいたことを口にする度、こうなはず、ああなはず、と言うたび、「違う」「間違ってる」と言われ、何が正しいかわからなくなっていました。
そのせいで本当に正しいことがどれか、正しいことも本当に正しいことなのかわからず、混乱ばかりを繰り返しました。
終盤にかけて自分の選択、ということができるようになったため、そのような現象もなくなりましたが。
犬に大助、という名前をつけたのは何かに縋るように道が欲しかったから。
小助には己の信念と言う「道」がありませんでした。
その犬さえも失い、逃げるようにまた復讐という道を作り、進みました。
しかしその道はあまりに脆く、容易く壊れ、また彷徨いずっとずっと自分が在りたい道、というものを探し求めていました。
最後に自殺、という形を選んだのは彼なりの作り上げた脆い脆い道の最果てだったのだと思います。
彼が最後に「人間に」という言葉を並べたのは、希咲ちゃんに言ったことがあるのですが彼は己を「既に死んでいる」と言ったその言葉が関係してきます。
彼は信念がない故に何度も道を間違え、最終的には殺めるという選択肢の強い道を選びました。
その道は殺めること、死を実感する事でしか正解を感じられない道。つまり、それを感じられないならば死んでいると同じ道でした。
二度目に賢一を手にかけようとした時に自分に綺麗な世界はもうないのだと悟ります。
「人間」、というのはきっと迷いながらも最後まで信念を貫こうとした姿を見て憧憬を描いていた駆くんや彰人さん、その他沢山出会った人たちのことで、自分も彼らのように自分の決めた道を歩み通すことができただろうか、そんな思いとそうだったらいいなという願いが込められてます。
結果として彰人さんに全てのバングルを押し付ける形となりましたが、小助にとってそれが一番よかったのかもしれません。
彰人さんのことを考えるなら間違いですが、最期の最後の我儘でした。
小助の中で、密かにずっと懺悔したい気持ちがありました。宗佑くんのこと、空木さん、麻さん、賢一くん、そして希咲ちゃんのこと。誰かに許して欲しかったのかもしれません。しかしその思い全てを明かさず持っていくことで彼なりに決着をつけました。彰人さんに全てのバングルを押し付けるような、託すような形で渡したのも、無責任だと恨まれてこその自分の人生だろうという踏ん切りでした。
いっぱいいっぱい悩んで、間違えた彼でした。間違いばかりの道を歩んで、それでも彼は彼なりのゴールまでの道を繋げました。本当に、ありがとうございました。
※※※※
本当は、語りたいこと、もっともっとあるんだけれど、すべて語らないこともまた、一つなのかな、と。
小助の物語はここで終了です。
みなさん、沢山ご迷惑等おかけしましたが、本当にお相手ありがとうございました。
自分の作り上げた子で、こうやって人と関わる上で人生が変わり死を迎えたキャラって言うのが今回初めてで、沢山思うことはあるんですけども、何よりも小助にお疲れ様、と言いたい気持ちでいっぱいです。
※※※※
私の身勝手さで周りにたくさんの迷惑をかけた上で、この終わりで本当に良かったのか、私にもわかりません。
ただ、小助はどう足掻いても生き延びることはなかった。これだけは断言できるものでした。
※※※※
ちょっとだけ、彼について語っていこうと思いますがもうどこにも明かされることの無いものですので、特に読む必要性はないです。
※※※※
小助はちらちら掲示板でも出ていたと思うんですが両親に勘当、絶縁されています。
典型的な根暗気質だったのもあるんですが、無自覚ながらも、少しだけ頭がぶっ飛んでました。
そんな小助をコントロールしていたのが兄の大助になります。
これもまたちらちらと表に出ていたとは思うのですが大助は決していい兄ではありませんでした。
大助が初めに小助に教えたのは嫌なことやいらいらすることがあったら、「人形」にそれをぶつけることでした。
鋏や手でズタズタにされていく人形を見て両親はぞっとした、それが全てのきっかけとなっています。
ですので小助が大助が死んだときに行った復讐も全てあの世の彼が知ったら至極喜んでいたでしょう。
そんな兄の元10年以上育てられた小助には「常識」というものがわからなくなっていました。
そのため、大助が死んだと同時に彼は認識がおかしくなったのです。それが「認識障害」でした。
兄から学んでいたことを口にする度、こうなはず、ああなはず、と言うたび、「違う」「間違ってる」と言われ、何が正しいかわからなくなっていました。
そのせいで本当に正しいことがどれか、正しいことも本当に正しいことなのかわからず、混乱ばかりを繰り返しました。
終盤にかけて自分の選択、ということができるようになったため、そのような現象もなくなりましたが。
犬に大助、という名前をつけたのは何かに縋るように道が欲しかったから。
小助には己の信念と言う「道」がありませんでした。
その犬さえも失い、逃げるようにまた復讐という道を作り、進みました。
しかしその道はあまりに脆く、容易く壊れ、また彷徨いずっとずっと自分が在りたい道、というものを探し求めていました。
最後に自殺、という形を選んだのは彼なりの作り上げた脆い脆い道の最果てだったのだと思います。
彼が最後に「人間に」という言葉を並べたのは、希咲ちゃんに言ったことがあるのですが彼は己を「既に死んでいる」と言ったその言葉が関係してきます。
彼は信念がない故に何度も道を間違え、最終的には殺めるという選択肢の強い道を選びました。
その道は殺めること、死を実感する事でしか正解を感じられない道。つまり、それを感じられないならば死んでいると同じ道でした。
二度目に賢一を手にかけようとした時に自分に綺麗な世界はもうないのだと悟ります。
「人間」、というのはきっと迷いながらも最後まで信念を貫こうとした姿を見て憧憬を描いていた駆くんや彰人さん、その他沢山出会った人たちのことで、自分も彼らのように自分の決めた道を歩み通すことができただろうか、そんな思いとそうだったらいいなという願いが込められてます。
結果として彰人さんに全てのバングルを押し付ける形となりましたが、小助にとってそれが一番よかったのかもしれません。
彰人さんのことを考えるなら間違いですが、最期の最後の我儘でした。
小助の中で、密かにずっと懺悔したい気持ちがありました。宗佑くんのこと、空木さん、麻さん、賢一くん、そして希咲ちゃんのこと。誰かに許して欲しかったのかもしれません。しかしその思い全てを明かさず持っていくことで彼なりに決着をつけました。彰人さんに全てのバングルを押し付けるような、託すような形で渡したのも、無責任だと恨まれてこその自分の人生だろうという踏ん切りでした。
いっぱいいっぱい悩んで、間違えた彼でした。間違いばかりの道を歩んで、それでも彼は彼なりのゴールまでの道を繋げました。本当に、ありがとうございました。
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本当は、語りたいこと、もっともっとあるんだけれど、すべて語らないこともまた、一つなのかな、と。
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